5月12日から1週間、カンボジアから、副首相補佐官のペア氏と、現地の建設会社からシッタ氏が愛亀グループに視察に見えました。
~1日目~
愛亀本社にてグループの概要を説明。その後プラントに移動し、事務所、プラント、あぐりを見学されました。
~2日目~
ペア氏が微生物に興味を持たれたため、あぐりの有機リサイクルについて説明。午後からは、カンボジアで地雷除去活動をされているIMCCD高山良二氏の事務所を訪れ、IMCCDの活動内容についてお話を聞きました。その際、シッタ氏はIMCCDに寄付をされていました。
~3日目~
午前中は、松山市の一之井出浄水場に訪れ、浄水の仕組みについて詳しい説明を受けました。午後は松山市南クリーンセンターに行き、焼却施設の見学をしました。ごみの処分だけにとどまらず、環境にも充分配慮されていることに驚かれていました。
どちらも、カンボジアにはないもので、いずれは実現したい、と熱く意気込みを語っておられました。
~4日目~
この日は、シッタ氏たっての希望で、広島県まで足を延ばしました。しまなみ街道を渡り、原爆ドーム、世界遺産である宮島を訪れました。しばし、仕事を忘れ、息抜きをされたそうです。
~5日目~
愛亀本社で、一週間を振り返り、ディスカッションを行いました。やはり、微生物に関心が強いようで、あぐり菌をサンプルとして持ち帰っていただくことになりました。
~6日目~
四国中央市まで足を延ばし、製紙工場の見学をしました。夕方にはプラントに戻り、ご挨拶をしていただきました。
~研修を通して~
今回の研修では、双方の国の事情を知ることができ、大変意義のあるものだったと思います。今回の研修が、カンボジアにおけるインフラ整備等、国の発展に僅かながらも貢献できれば幸いです。また、このようなことを通じて、愛亀グループが、愛媛とカンボジアの懸け橋となっていきたいと思います。